シルバー人材センターとは

シルバー人材センター

シルバー人材センターは、健康で働く意欲のある、原則60歳以上の方が、豊かな経験・技能等を活かし、就業等を通じて社会参加することにより、生きがいの充実をはかっていこうという目的で、法律(※)で指定された営利を目的としない公益法人です。
センターは「自主・自立、共働・共助」の理念に基づき、会員の総意と主体的な参画により運営されています。

  • 「高年齢者等の雇用安定等に関する法律」昭和61年4月30日 法律第43号

シルバー人材センターのしくみ

センターは高年齢者にふさわしい仕事を、家庭・企業・官公庁などから請負・委任、派遣の形で引き受け、これを会員に提供します。
会員はセンターから請負・委任、派遣の形で仕事を引き受けます。請負・委任の場合、会員は一事業者になり、発注者及びセンターとの間に雇用関係はありません。しかし、派遣の場合はセンターとの間で雇用関係を結びます。
会員は引き受けた仕事が完了したら発注者に確認を受け、就業報告書(作業日報・勤務実績通知書)をセンターへ提出します。
センターはこの報告書に基づいて発注者へ請求を行い、会員へ配分金(仕事の対価)・賃金を支払います。

請負・委任

シルバー人材センターのしくみ 請負・委任
働き方は、臨時的・短期的な就業(概ね10日程度以内)
又は、軽易な業務(週20時間未満のもの)となります
雇用の関係はありません
会員自身で仕事を完成・遂行します
何かあった場合は、シルバー保険(傷害・賠償責任)があります
社会保険・雇用保険はありません
報酬は、配分金(雑所得であり源泉徴収の対象にならない)です
  • 配分金とは、仕事を完成または遂行した実績に応じて受取る報酬

シルバー派遣

シルバー人材センターのしくみ 派遣
働き方は、臨時的・短期的な就業(概ね10日程度以内)
又は、軽易な業務(週20時間未満のもの)となります
雇用の関係は、会員と三重県シルバー人材センター連合会名張市事務所との間に雇用関係を結びます
派遣先が会員に対して業務上の指示を行います
何かあった場合は、労働者災害補償保険があります
社会保険・雇用保険は(原則)ありません
報酬は、賃金(給与所得であり源泉徴収の対象になる)です

公益社団法人 名張市シルバー人材センター

設立・沿革

年月 項目
昭和60年10月 高齢者職業紹介所設置
昭和62年4月 寿人材センター設立
昭和63年10月 社団法人名張市シルバー人材センター設立 (県下4番目、会員数183名)
平成24年4月 社団法人から公益社団法人に移行